建保元年（1213年）に鎮座した玄蕃稲荷神社は、平成25年に御鎮座800年を迎えました。また、平成31年には御代替わりという国家的慶事を控えており、当神社ではこれを記念してご神徳のさらなる発揚と崇敬者各位の一層の繁栄を願い、皆さまのご協力のもと記念事業を実施することといたしました。
玄蕃稲荷の信仰は800余年にわたり、安曇野の風土と祖先の営みのなかで受け継がれて参りました。戦後、玄蕃稲荷の信仰が商売繁盛・家内安全・開運招福の守り神へと移り変わるなか、現在の社殿は御鎮座750年を契機に当時の崇敬者の篤志によって建て替えられたものです。
顧みれば、玄蕃稲荷神社がこの地に鎮座してから19年後の貞永元年（1232年）、鎌倉幕府の執権・北条泰時が定めた御成敗式目（51条からなる武家法制書）には、神社を修理して祭祀をもっぱらにすべきことが第一に挙げられており、そこには「神は人の敬によって威を増し、人は神の徳によって運を添ふ」とその理由が記されています。
こうした先人の尊い訓えを改めて心に刻みながら、このたびの記念事業では、境内の拡張整備と社務所の改築を行って、森厳な神社風致の充実を図り、玄蕃稲荷のご神威をさらに高めて、崇敬者各位の繁栄と郷土の発展を期して参りたいと存じます。
どうか皆さまには、記念事業の趣旨にご賛同たまわり、ぜひともご奉賛くださいますよう、謹んでお願い申し上げます。

事業総額

8,000万円

奉賛方法

法人：一口　10万円（2万円×5年の分納）

個人：一口　　5万円（1万円×5年の分納）　※但し一括奉納も可

●銀行振込または現金書留にてご奉賛ください。

※振込先：松本信用金庫 豊科支店 普通預金 口座番号：135055 口座名義：玄蕃稲荷神社（げんばいなりじんじゃ）